2023年03月18日

試練の洋楽カラオケ?

テレビで観ている歌番組は「NHKのど自慢」だけだが、クラシック音楽のドラマも楽しい。今観ているのは「リバーサル・オーケストラ」で、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調に感動。昔観たのは映画「のだめカンタービレ」、そこで演奏されたクラシックにも感動。それなのにコンサートに行くと寝てしまうのは何故だろう。

wakarenokyoku.jpeg

1ヶ月に1回は洋楽カラオケに行く。歌は苦手だが老人力がついているから大丈夫。老人力とは私の心に潜む未知の力、意地悪な人はモーロクと言う。英語で歌うのが好きだが、口が回らないしカタカナっぽい。それなのに何故と聞かれても答えられない。娯楽とはそんなもの、独りよがりだから楽しいのである。しかし、上達するためには試練も必要だ。

1曲目に歌ったのはアップテンポの「恋の片道切符」、チュウーチュウー・トレイン、汽車は行く〜と言う感じの歌だが、マスクがズレて気になって仕方がない。マスクがずれ〜る、ウ・ウ・ウ・ウ〜と想定外の試練に苦しむ。

反省して、2曲目はスローな曲にした。選んだのは「トゥー・ヤング」、若すぎると言う意味かな。1曲目に続き2曲目も、自分に似合わない曲を歌ってしまった。3分でいいから違う自分になりたかった… (^-^;) ゴメン

今回からかなり広いステージで歌うことになった。ならばマスクを外していい筈だと思った。とりあえず状況を偵察。座席の関係で後ろ側に位置するステージをチラリ、チラリと振り返って見た。皆んなマスクを外して歌っていた。マスクがズレる悩みは、何時ものように横並びで解決した。

ところが想定外の事態に遭遇して狼狽えた。マスクを外した途端に伴奏が突然聞こえなくなったのだ。ステージに立つ私にとっては、舌癌発症以来の緊急事態である。一体どうしたことだろう? マスクを外す時に耳に掛けた補聴器が外れて落ちたのだ。薄暗い中で足元にあるのを見つけてホッとした。たった数十秒間の出来事と思うが凄く長く感じた。

こんな失敗は2度としたくないので3曲目を歌う前にマスクを外し、代わりに両手で押さえて出番を待った。ところが前の人が歌い終えたので拍手をしようとしたら、手が離せない。マスクの紐を上に持ち上げて外せばよいことが分かったのは4曲目を歌うときからだった。勉強になったなぁ。

230314karaoke.jpeg

現在私は補聴器訓練生、耳の聞こえが悪いので耳鼻科に行ったら3ヶ月間の補聴器トレーニングを勧められ実行中。補聴器は無料貸与だが紛失したら弁償である。ステージで補聴器を落とした時は本当にビックリした。耳からボロリと10万円を落とした様な気がした。(>_<;)
posted by 中波三郎 at 00:00| Comment(0) | 80歳以降
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: